うつ在宅ワーママの断薬記録

うつのこと、断薬および離脱症状の記録、在宅勤務のこと、など。

抗うつ剤の依存性とはどういうものか

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私の場合、を書きますね。

 

私は、心療内科にはじめてかかって処方箋を受け取ったときに、スマホのメモにこう記していました。

 

抗うつ剤とか、抗不安薬とか、安定剤だされた。こういうのって、怖いとか、依存性があるとか、よく見聞きするから、これから、投薬中は日記をつけて、体調とか、気持ちとか、その日何をしたかとか、記録して、依存しないように、自分で変化に気付けるように、気を付けていくことにする。」

 

たまたま、このメモを読み返していて、ハッと気がつきました。

わたしが当時恐れていた依存というのは、わたしが経験した依存とは違いました。

想像していた「依存」とは違うのです。

 

まず、わたしが当時想像していた「依存」というのは、

つらくなったときや、しんどいときに「薬、薬、薬!薬を飲まなきゃ!」という風に『薬を自ら求めてしまうような姿』を想像していました。

つまり精神的な依存です。

 

しかしわたしが実際に2年余りで経験してきた、そして今もなお経験している「依存」というのは、

『これさえ飲んでいれば安定しているから安心』

『長く飲んでも問題ないって先生が言っているから大丈夫』

と、ただただ処方薬として飲み続けた結果、なにかの拍子にやめたいと思った時に離脱症状が起こる、という身体的な依存でした。

 

実際、これまでの2年余りで自己判断での断薬に失敗し、4回の挫折を味わってきたわけですが、

 

そのうち1回はあまりの辛さに本当に死んでしまうと思い、子供に救急車を呼ばせてしまったほどでした。

精神的な依存であれば、また薬を飲めば済んだはずです。

ちなみにわたしの住んでいる地域では、抗うつ剤を常用している人は救急受け入れしてもらえません。

救急車に乗り、バイタルチェックを取られ、「処方されているお薬を飲んでください」と言われて救急車から降ろされます。

当然ですよね。

処方通りに飲めばこんなことにならないのだから。

軽率に救急車を呼んでしまったことについては、深く、反省しています。

 

また別の1回は、あまりにもわたしが伏したまま動けないでいるのを心配した主人から「薬、嫌かもしれないけど今日は飲んだら?」と勧められ、

「もう飲みたくない。飲みたくないのに、飲まないと死んでしまいそうでこわい」と号泣し、主人を困らせました。

このときもまた、薬を飲んでしまえば済んだ話なのに。

 

薬への「依存」というのは、必ずしも精神的なものに限ったものではありませんでした。

これはわたしが単に無知だっただけの話かもしれませんが、「薬物依存」というとニュースで取り上げられるような

いわゆる違法薬物の話題を想像してしまいますが、もっと身近で、もっと気付かないうちに起こりえることもあるんだと、今回の断薬の経験を以て知りました。

 

まず違法薬物の依存とは、入口から全く異なるものであって、抗うつ剤は自ら飲みたいと思って飲むものではないし、比べる土俵がそもそも違うのかもしれませんが、

 

2年余りも抗うつ剤を飲み続けるとは想像していなかったメモを取った当時の自分に、もっと深く、しっかり考えていればと、申し訳ない気持ちになったのでした。