うつ在宅ワーママの断薬記録

うつのこと、断薬および離脱症状の記録、在宅勤務のこと、など。

心療内科に行く最初の一歩

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もしも今、つらくて、どうしたらいいかわからなくて、でも、心療内科に行くべきか、悩んでいる方がいたら。
 
それを考えると、偽善者みたいなことを言うようですが、自分に何かできることはないんだろうかと、考えてしまいます。
 
でもわたしは医療従事者ではないし、専門的なことはわかりません。
ただ、経験はしました。
 
心療内科に通うこと。
抗うつ薬抗不安薬気分安定剤の服用。
そしてそれらの離脱症状
この経験だけは、したんですよね。
 
だからせめて、ひとつの情報として、わたしが初めて「心療内科に行こう」って思った時のことを書きます。
環境や状況、状態は人それぞれですから、ひとつの例として、体験談としてみてくださいね。
 
■自分が「うつ」かも?と疑うまで
まず、私の場合トリガーになったのは、過労でした。
 
根本的な原因は他にもあったかもしれないけれどね。
うつになる要因というのは、生い立ち、生まれ育った環境や性格形成の重要な時期にあった出来事とか、いろんなものがあるそうですので、身体的/肉体的な過労だけが原因ではありません。
ただ、わたしの場合、トリガーとなっただけです。
 
わたしの勤めている会社は、本当に人が良くて、みんな優しいんです。
 
だから、わたしがバタバタと外回りしていたり、内勤で残業して資料作りをしていたり、早朝でも深夜でも即連絡が取れるわたしの状況を見て、
「顔色が悪いぞ、大丈夫か?」
「最近頑張りすぎじゃないか?」
「無理するなよ。」
ってね、本当にたくさんの方々が言ってくれるんですよね。
 
でもね、自分ではわからないんですよ。
「頑張りすぎている」「無理している」という状況が。
 
えー全然そんなことないですよ!
やりたいことまだまだいっぱいあるし!
とか笑顔で言っちゃうんですよね。
 
強がりとかじゃなくて、本当にわかってないんですよ。
自分がパンク寸前になっていることに、全然気付かなかったんですよね。
 
でもそのまま走り続けて半年もすると、自分の体がうまく動かないというか、思いと行動が伴わなくなってきたんですね。
 
変だな、つらいな。
このままでは死んでしまいそう、苦しい。
誰か、誰でもいいから助けて。
こういうときはどうしたらいいの?
いつになったらまた元気に戻れる?
毎日そんな感じでした。
 
とにかく普通に戻りたくて、症状で何度もググりました。
パニック障害
適応障害
「うつチェッカー」
こういうのばかり出てきました。
 
あー、こういうのって、もう内科や耳鼻科に行ってもだめなんだ。
「転職」「メンタルクリニック」「精神科」「心療内科」このどれかに行かなきゃいけないみたいだ。
と、悟りました。
 
それまで何度も内科や耳鼻科や皮膚科に通っても「精神的なものですかね、お薬飲んで様子見ましょう。」といった感じで、対処療法しかできなかったので、なんとなく、腑に落ちてしまいました。
 
転職の選択は、まず私の中にはなかった。
わたしの場合は、会社が好きだから。今でも。
辞めるなんて考えられなかった。
 
心療内科に行くことを決めるまで
でも、心療内科に行ってどうするんだろう?ていうか行ってどうなるの?って思いました。
 
心療内科行ったらカウンセリングとか受けるの?
それからどうなるの?
毎月カウンセリングに通ったりするの?
症状をどうにかしてほしいだけであって、話したいことなんてないんだけどな。。。
 
今度は、そっちの不安も大きくなってしまって、たくさんの心療内科メンタルクリニックのホームページをググりました。
クリニックの雰囲気、院長の言葉、治療方法など。
 
どこも大体似たようなことを書いていたし、そして大体「お気軽にご相談ください」って書いてますね。
 
なんとなく雰囲気はつかめました。
気軽に行っていいらしい。
精神科と心療内科は違うらしい。
 
なにより心療内科に行けばちゃんと良くなるんだったら、行って早く治さなきゃと思いました。
 
人が多いところやガヤガヤとした空間は当時とても苦手になってしまっていたので、なるべく小さなクリニックで、ちゃんと一人で通えるように徒歩圏内で探して、電話で予約をとりました。
すごくドキドキしたのを覚えています。
 
■実際に行ってみる
※実際のクリニックの様子や、治療法については各クリニックやお医者様によって異なると思います。
 
予約当日、受付でA4両面の心理テストみたいなものを書きました。
(あれがなんだったのかはいまだに不明なんですが(‥;))
 
受付で待っている間、きっとわたしよりずっと辛い思いをしている人がたくさんいるのにこんなことで本当にここに来てよかったんだろうか。とかいろいろ考えました。
 
診察室に入ると、先生は微笑んだような顔をしてて「はい、こんにちは。どうしたのー。」と声をかけてくださいました。
最初はドキドキしていてうまく話せなかったけど、先生にいろいろと質問をされて答えていくうちに、話せなくなるほどぼろぼろと泣いていました。
 
この時に、「来てよかった」と思いました。
それまで、悲しいとか、悔しいとか、そういう感情で泣くことができなかったから。
 



 
体験談はここまでにします。
 
あのとき、診断が下されずに、「疲れているだけかもしれないから、まずは少し休みましょう」とか
「優しめの漢方で少しだけ気分をやわらげましょう」とかのアドバイスをもらって、
しばらく有給休暇を取るっていう方法もあったかもしれません。
もしもそうなっていたら、それはそれで良いと思う。
 
病名がつかないなら、「なにもなくてよかった。少し休もう。」
病名がついても、「今の時点でここに来られてよかった。」
 
この安心を得るために行くって考えてみたら
一歩、踏み出せそうではないでしょうか。
 
ただ、このブログで何度も繰り返していますが、中には依存性の高いお薬もありますし、離脱症状は「耐えればなんとかなる」というレベルのものではありません。
 
抗うつ薬の長期間の常用には、どうか、気を付けていただきたいです。
 
 ※抗うつ薬全般を否定するつもりは全くありません。わたし自身も抗うつ薬に救われた部分が大いにあるからです。