うつ在宅ワーママの断薬記録

うつのこと、断薬および離脱症状の記録、在宅勤務のこと、など。

在宅勤務について(経緯と現状)

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わたしは2019年の秋頃から、完全在宅勤務になりました。

現在頂いている業務自体がもともとペーパーレスで全てPC上での作業の為、実現できた在宅勤務でした。

 

 

鬱になる前

休職する前は営業系の職種に就いていて、それなりに役職ももらっていました。

社内でも社外でも走り回って忙しい毎日を過ごしていました。

常に忙しかった記憶しかないですし、逆に忙しくないと不安になるようになっていました。たぶんそのせいで過労から鬱を発症したんだと思います。

 

復職後 

休職のタイミングでポジションから外れ、復職したときには、なにもすることがない状態です。 

休職前は後輩や同僚に指示を出していた側だったのに、今では誰かに「お手伝いさせていただけることないですか」と伺う立場に。
笑っちゃうような、泣けちゃうような、そんな状況でした。

プライドは高い方ではないけど、やっぱり、今まで精一杯頑張ってきたと自負していた分、少しむなしい気持ちになりました。

 

鬱の再燃

そのうちに、せっかく復職できたのに、数か月でまた鬱が再燃というか・・・気持ちは出社したいのに、体がついてこない、そんな状況になりました。

 

自分でも苛立って、情けなくて、むなしくて、悔しくて、
「どうして今まで普通にできていたことができないんだろう」「自分はもう社会人として生きられないんだろうか」って、また鬱々とした生活を引きこもりながら送ることになってしまいました。
もう自分には会社員として生きる道がないんだと思ってしまって。

 

何度も、上司や先輩方に言いました。

「迷惑ばかりかけて本当に、ごめん。毎日安定して仕事をする、そもそも通勤するっていう、当たり前にできていたことが、出来なくなってしまいました。今までたくさん良くしてくれたこと心から感謝してます。でももう、退職するしかないと思ってます。」と。

でもその度に、入社当時からずっとお世話になっている上司が引き止めてくれました。

「きっとなにか方法はあるから。早まるな。専務に相談しよう。」

 

在宅勤務になった決め手

上司とリーダーと専務と、面談しました。

これも、ひとりでは電車に乗って会社まで行けなかったため、皆で自宅付近まで来てくださいました。

このときに、「働き方改革ってよく世間でも言われているけど、そのロールモデルになってみるのはどう?そろそろうちの会社もそういった取り組みをもっと進めていこうと思っていたところだから。」と専務からご提案いただきました。

確かに、うちの会社は割とリモートワークのしやすい環境が整っている。

でも、こんなポンコツになったわたしでも、いいんだろうか。

以前みたいにチャキチャキバリバリ働けないのに、いいんだろうか。

悩んだ、けど、やってみないとわからない、なによりも、確かに正直なところ、安定した収入がなくなるのはとても怖かった。
この会社じゃなかったら、退職せざるを得なかったかもしれないと今も思いますし、毎日感謝しながら仕事しています。

 

そして、現状

もちろん在宅勤務するにあたっては、情報漏洩がないように、自宅の中に仕事用の環境を整えなければいけません。


自宅のほぼ使っていない一室の一角に、どの角度からもPCの画面が見られないようにデスクを配置して、業務の引継ぎはメール・電話・チャットで始めていきました。
やっぱりすぐ隣に先輩やリーダーがいて不明点や疑問をすぐに聞ける環境の方が効率はいいと思いますが、今のところ、メール・電話・チャットですべてのことが足りてます。

 

在宅勤務のメリット・デメリット

在宅勤務はメリットが多くあります。

  • 通勤時間がゼロ

  • 通勤による精神的/身体的負荷がない
  • 空き時間に家事ができる
  • 自分しかいないから冷暖房や照明などの環境は最適にできる
  • お昼代がタダ、コーヒー飲み放題
  • こどもにお留守番させることがない
  • なんなら昼休みに仮眠可

同じように、デメリットももちろんあります。

  • こどもが家にいると集中できない、もしくはこどもの相手ができない
  • 昼休みは家事をするため昼食は取れないことが多い(家にいる分、家事が目につく)
  • 家族以外と会話することがほぼない(あとはレジとか・・・)
  • 「在宅なんだから家事は完璧に出来て当然でしょ」みたいなプレッシャーがすごい

一長一短ですが、わたしにとってはメリットの方が大きく、精神的にも身体的にも安定して生活できることができ、とても有難い環境です。

 

最後に、思うこと

今思えばの話、1年休職して、復職して、たぶん張り切りすぎてしまっていたんだろうと思います。

「以前の自分に戻らなきゃ」「迷惑かけた分、はやく役に立たなきゃ」とか、頭の中はそんなことばかりで。

 

でも、誰も「以前のあなたのように働いてください」なんて言ってないんですよね。

 

逆の立場になって考えてみたら。
激務から体を壊して1年休職した同僚が、晴れて復帰したとします。
「さあ、休職する前と同じように頑張ろうな!」とは、言わないし、思いもしませんよね。

 

それから、在宅勤務ができなくても、時短勤務っていう方法もありますよね。

時短勤務の方が、多くの会社で取り入れられているのではないでしょうか。

 

なんとなく「時短」というと子育て世代や何かしらのハンディがある人にとっての響きがよさそうですよね。

 

でもね、想像してみてください。
子育て中のママが時短勤務で働いていると、保育園や学童保育のお迎えの時間に間に合うように、ダッシュで退社しなきゃいけないんですよね。

 

キリのいいところまでやっておきたい仕事もとりあえずのところで切り上げて、電車一本乗り遅れたら、延長保育になっちゃう~とか焦ったりして。

お迎えのあとは、子供の今日の出来事を聞きながら晩御飯を作って。
ごはん食べさせて、お風呂入れて、宿題を見てあげて、寝かせて。

帰ってから、一度も座るタイミング、ほっとするタイミングがないんですよね。
子供が小さければ小さいほどなおさら。

 

わたしみたいにテンパり屋さんじゃなくて、もっと要領よく、時短勤務をうまく使えてる人もたくさんいると思います。

でも、わたしは時短勤務を実際にやってみて、「時短勤務って本当に世の中のママパパ、そして子供たちのためになってるのかな・・・」って、思いました。

 

せめて週に数日でも、在宅勤務できるママパパが増えたらいいなと、願っています。

 

※もちろん職種業種によって在宅ではできないこともたくさんあると思います。
 でも、できるのならば、の話として。。。